2010年11月23日火曜日

キチム

原マスミさんのライブを観に吉祥寺のキチムへ。

すこし遅れて到着したら、受付でドリンクチケットのくるみを手渡され、
案内された席はステージの真後ろでピアノのすぐ隣り。
しばらくすると、キチムのオーナーでもある
クラムボンの原田郁子ちゃんが登場してそのピアノに座って歌いだした!

ピアノと私の距離は1.5メートルほど!

あまりのことに、、
ピアノとうたのすごさに、、、
祝福されている気すらした。
神さま、ありがとう!

ほわほわとしているようでいて、
深くつよい音色。
ゆたかで、ひろがりのある。
どんどん深く。

「銀河」(清志郎さんとの曲)
この歌をうたうために、
わたしは元気でいなくちゃと思う、
とさらっと言う郁子さんにじん。

鼻をずずっといわせながら聴きました。



原マスミさん、
ナマの原さんと原さんの生ライブ、一挙両得!
原マスミという異国の音とリズムが奏でる民謡のようでした。
寒い国ではなくて、南のほう。
最後の歌でなぜだか涙が止まらなくなっちゃって、
客席の向こうからステージを撮っているカメラに写ってたらやだなあと思う。

ライブはナマのものだから、
何が起こるか解らなくて
何が起こっても止められないから
進むしかなくて、
それがいいんだと思う。

ずっとライブに行ってなかったから
そんなことすら忘れてた。

ちいさな嘘をついてここの場に来たけど、それであってたんだと思うのは傲慢?
でも、自分の進みたい道へ行くために、
選ばなければならない時があるのならそうすべきだと思う。



くうくうさんが教えている、ふくしえんの人たちの絵の展示を
ライブ終了後、レストランの用意ができるまで観ていました。
というよりライブの間中もすごい絵だなあと思って気になっていたのだけど、
ドローイングの線がもんのすごく良くて。
色も線も自然に湧き出ている。
うわぁーーーすごいなと。

好きな青、青ならなんでもいいわけではなく、好きな青。
それだけで絵を描く女の子。
しびれました。


ライブと絵をたっぷり味わったあとはお腹を満たすべし。
ウラニワのごはんは本当のおいしさ。
きちんとした材料を使って、
確かな腕がちゃんと手間をかけて作ったおいしさ。
そして酒も料理も良心的なお値だんなのですごいなあと感動。
できるんだなあ、こんなことが。


しあわせなキチムの夜の帰り道にマリちゃんと話したこと。
たましいで生きている人たちの場だったね。
内臓があったかくなった。。


生きるためのエネルギーをたっぷりと。

ありがとう!

多目的スペース キチム




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