学校では毎年選抜された人たちが教授の力?、顔?で少しランクの良いデザイン会社を面接する習わしになっているようで、運良く私もリストに入ったようだ。しかし「君は就職はしないのかね」と教授に訊かれ、もう一年レタリング学校へ行きます。なんてアッサリと言ったものだから、教授のメンツをつぶした格好になり、最初の言葉となった。
此の頃には写植会社主催の創作書体コンテストがあり、デザイン書を見れば素晴らしいロゴタイプが紙面を飾り、そのロゴだけを描いている人たちも居る事を知るようになると、自分もなんとかなるのではないかと思い、ついにはこの学校だけではだめだ、もうすこしレタリングを専門にした学校に行こうと考えるようになった。そしてデザイン雑誌に広告を出していた「佐藤敬之輔アートレタリングスクール」に決めていた。
年明けには横浜に行こうと作品の整理を始めた。
まさ
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