2010年8月10日火曜日

秋田へ。



日曜日の朝。両親と実家の近くの駅で待ち合わせをしたら、なぜか一時間も待たされて、それから車で秋田の祖母の家に向かった。
まず茨城県の牛久から常磐道に入り、磐越線を通過して東北道に入ってずっと北上して、福島、宮城、岩手を通って秋田へとひたすら走る。東北道はまっすぐすぎて運転するのがつまらないと父は言うけれど、濃い緑のなかをぐんぐん車を走らせるのは私は楽しい。日曜日はずっと快晴で、かんかん照りで、たしか国見峠を過ぎた頃の道路わきの温度表示が35度になっていた! 北上していることと岩手から秋田へは山を抜けるので涼しかったが、平野部に出るとやっぱり暑かった。






祖母の家といっても祖母は家には住んでいなくて、もう何年も施設で暮らしている。この日はともかく家に行き、スーパーで調達した秋田風のお惣菜などをおかずに晩ご飯を食べて、前に誰かが来てから何ヶ月も使っていない畳を拭いてから布団を敷き、お風呂に入ってバタンキュウ。
翌朝は5時過ぎに目が覚めて、カメラを持って裏の畑に行く。昔から畑を手伝ってくれているてっちゃんが今も世話をしてくれているので、8月の今は夏野菜がたわわに実っている。朝ご飯用にとトマトやきゅうり、オクラを採っていると、ものすごい勢いで蚊が寄ってきたので、私の血と野菜のトレードみたいになってしまったけれど、カラダを張って採ってきた朝摘み野菜のサラダはおいしかった。



洗濯、掃除とそれぞれに仕事をしたあと、物持ちのいいおばあちゃんの古い古い洋服を見て、かわいいプリントの夏服などを何着かもらうことにした。祖母が若い時分に着ていたらしい昭和20〜30年代の洋服は、リメイクしたら普段着にできそうな気がするし、布地として見ていてもすごくかわいい。アレンジしてみたいイメージが湧くと、お裁縫の腕も、もうちょっとマトモな仕上げができるようになりたいなとやる気がでる。そうはいっても、時間をみつけてぼちぼちやるしかないのだけど.....、楽しみがふえました。



そういえばもっと若い頃の祖母の写真では着物姿で赤ちゃんを抱いていたから、おそらくそのころに女の人の日常着が和服から洋服に変わっていったのでしょうね、なんだか不思議.......。


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