あの日、梅酒を仕込んでから三月経ったら経過を見ると決めていたので(せっかちなので、早く飲みたいだけ)夕食時に飲むことにした。瓶を台所に運びグラスに注ぎ電灯に透かすと琥珀のいい色になっていた(ウイスキー入っています)ので結構期待したが、香りは尖って鼻を突き、口に含むとまだ梅の酸っぱさが残りまろやかにはほど遠い味がした。それでも第一作と言うことででゆっくりと味わいながら一杯を飲み干し、瓶を元あった場所に優しく戻し、年末までゆっくり眠るんだよと声をかけて戸を閉めた。
Web用書体のデータを先方に送り一段落。クリスマスと年賀状か........。
マサ