2010年12月27日月曜日

今日の出来事

 夕方、数日前から疼いていた歯を抜いた。一歩一歩年寄りになって行く事を実感がする。
痺れと、抜いた後のなれない感覚で夕食の味が分からなくなる。
お昼、家人と新宿で美味しい天ぷらを食べておいて良かった。

まさ

2010年12月22日水曜日

リリース2書体

暮れも押し迫りフォントが2つリリースされました。一つはFONT1000より
「TA-シグマ」でこれは横太のゴシック体で組んだ際に横のラインがスッキリと並びタイトルに向いています。






















もうひとつは「デコモジ」より「コウボ469R」です。これは「コウボ469」の丸ゴシック体として制作しました。楽しいフォントに仕上がっています。




まさ

2010年12月13日月曜日

イントロはディック・ミネ

















少し遅れた。受付に着いた時会場からは昭和歌謡のイントロが聴こえてきた。♫

夢のスマロかホンキュの〜.....。席に着いたら曲は終り、「ディック・ミネの夜霧のブルースです」と言う小宮山博史氏の言葉から講演が始まった。

「明朝体活字の開発と東漸」が今回のテーマだ。

明朝体活字が中国から日本に入ってきたのは明治の初めだが、それでは中国で明朝体活字が最初に生まれたかというと実は遥かヨーロッパに源がある(中国は11世紀ころに活字印刷が始まっているが途中で途絶えた)。19世紀中国学が盛んになり対訳辞書の必要から、明朝体活字が盛んに開発された。皇帝ナポレオンは漢字の本を刊行し、あのボドニが彫刻した明朝体も素晴らしい(文字の意味は分からなくても形は真似できる。ただし濁点が一つ抜けていたが)。そんな中から2種類の明朝体活字を持って宣教師は船に乗り込み布教の地中国に向かい、上海の印刷所で漢字の聖書を刷り布教活動を進める。中国に渡った明朝体活字自体も新しい鋳造法により姿が激的に変容し、持参した活字を補完するサイズも鋳造されて行く。新し鋳造法とは簡単に言うと、それまでは金属に文字を逆字で凸刻していたが、金属材の彫刻から木材への彫刻に切り替え、メッキを応用して母型を鋳造する電胎法を開発した。これにより複雑な漢字も彫刻が容易になり完成度も上がり、小型化していった。

そんな上海で近代活字鋳造の機が熟した頃、日本ではまだ活字印刷どころか活字制作で戦っていた。そこで上海から技術者を招聘、依頼を受けたウイリアム・ギャンブルは電胎法というテクノロジーと活字を携えて海を渡り長崎の地にやって来る。これら一連の流れを多くの図版を示しながら解説をされた。その夜、私は明朝体の源流から東の果て日本まで時間と空間を旅する旅人になったような気持ちの高ぶりを覚えた。楽しかった。ありがとうございました。

12月6日連続セミナー「タイポグラフィの世界」

第1回「恋の四馬路か虹口の街か」〈明朝体活字の開発と東漸〉

相方が偶然図書館で「タイポグラフィの基礎」を見つけこのセミナーを知り申込んだ。


私のフォント「くもやじ」がタイトルに使われています。
相方が図書館で見つけてきました。


















まさ

2010年12月4日土曜日

思い出し出し-13

「レタリングなんて言うのは会社に入ってから覚えればいいんだ!」授業中私の机に来て言ったデザイン科教授の言葉。
学校では毎年選抜された人たちが教授の力?、顔?で少しランクの良いデザイン会社を面接する習わしになっているようで、運良く私もリストに入ったようだ。しかし「君は就職はしないのかね」と教授に訊かれ、もう一年レタリング学校へ行きます。なんてアッサリと言ったものだから、教授のメンツをつぶした格好になり、最初の言葉となった。
此の頃には写植会社主催の創作書体コンテストがあり、デザイン書を見れば素晴らしいロゴタイプが紙面を飾り、そのロゴだけを描いている人たちも居る事を知るようになると、自分もなんとかなるのではないかと思い、ついにはこの学校だけではだめだ、もうすこしレタリングを専門にした学校に行こうと考えるようになった。そしてデザイン雑誌に広告を出していた「佐藤敬之輔アートレタリングスクール」に決めていた。

年明けには横浜に行こうと作品の整理を始めた。

まさ

12月の展示

はや!12月も4日も過ぎてしまいましたが、、
すでに始まっているのですが、展示中の作品展などのおしらせです。

☆クリスマス+クリスマス展☆

羽ペン工房さんで開催中のクリスマス+クリスマス展
NoelとNew Yearポストカードと作品で参加しています!
かわいい雑貨もたくさんあるのでぜひご覧ください。

ギャラリー・羽ペン工房 12月5日までです!

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☆モモカフェ☆

モモカフェスクール ホームページの12月の表紙を描かせてもらいました。

モモカフェマガジン(web)のクリエイターズギャラリーでは
12月中、森山美早の作品が展示されています。

一部の作品はクリスマス+クリスマス展に展示していますので
クリクリ展におでかけの際はチェックしてみてください☆


クリエイターズギャラリーの作品はリクエストといっていいのかな、
メモ代わりに書いていたイラストの感じがよかったそうで
そういう雰囲気のものがいいかも、ということで作ってみたものですが...
どうなんでしょうか〜〜

色々と力不足を感じていて(冷や汗;;)

でも作業中は楽しかったのでもっと描いてみようと思います。
やっぱり数だな。と。


よろしくお願いいたします。