2010年6月26日土曜日

足癖

紫陽花のきれいな季節になりました。近くにある親水公園では小川の脇に植えられた紫陽花が川面を覗き込むように咲いていて、水辺に咲く姿も美しく、こういうのは梅雨ならではの楽しみですね。


とはいえ家にずっといる猫にとっては、雨の天気はただひたすらだるーい様子。

そんな猫を観ていてひとつ発見したこと。
モモは後ろ足を組むのが癖なんですが、どうやらいつも同じ方向らしい。




ね、モモ。
そのしっぽ、ちょっとセクシーじゃない??


・・・・・・。
べつに。ぼく男の子だし。


そうでした.......。



2010年6月25日金曜日

「ほぼ日」登場!

ささやかな事ではありますが、お知らせいたします。
私もブックマークをして頻繁に見に行くサイトに「ほぼ日刊イトイ新聞」
があります。
本日から「小林薫さんと、居酒屋ごはん。」と言う新連載が始まりました。
そのタイトルと見出しに私の作ったフォント「くもやじ」が
使われております。7月20日まで連載しておりますので
よろしかったらご覧になってください。


2010年6月22日火曜日

じゃ、ジャマなんですが...


最近お気に入りの私の机の上で、気持ち良さそうな様子のモモ。しかし目の前で気持ち良さそうに寝られるといまいちこちらのやる気が削がれるというか...。でも仕方ないのでそのまま作業をつづける。

しかし。






あのー、ジジくん。
じゃ...ジャマ、なんですけどぉ...
その枕、危ないし...





さらにこの後、私が反対側のパソコン机の端に移動して、ジジがカッティングマットを枕に寝て、モモは暑くて机の下へ...


つゆ。

ジジ? ねえ、ジジ。

んーー.....。いまちょっと。いそがしいから...。



梅雨とは言えまだ窓を開けると案外いい風が入ってきます。
暑さもこのくらいまでならいいかな。



2010年6月21日月曜日

いつまで?もうすぐ?

私、今度の新作カードのデザインです。
出力紙の状態でもう一週間以上壁に止められています。
恥ずかしいったらありません。
色もまだ着いていないんですよ。
それでも、時たま二人で、ぼそぼそと話しをしたかと思ったら
赤いペンで、一カ所か2カ所私に印を付けて
一人がパソコンに向かい、しばらくして新しい私を取り出し
あーっ、良くなったと言いながら喜んだりしています。
そんな事をもう三回も繰り返しています。
いったい、いつまで続くのでしょうか?

姿を見たい?
こんな格好じゃとても人様に見せられるモノじゃありません。
私も早く皆さんに会いたいのですが。
もう少しです。きっと。

(匿名希望の出力紙)

2010年6月20日日曜日

新玉ねぎとトマトのスープ


忙しくて何もないときにある材料で作ったらとてもおいしかったスープをメモ。

新玉ねぎ2個を八つ割にして鍋に入れ、トマトホール缶1つに水をひたひた、ローリエ1枚、唐辛子1本、岩塩適量を入れて煮込むだけでとってもコクのある味。新玉ねぎの甘みがいい味となってアクも出ない、おたすけスープです。どういうわけか、スープや煮込みに使う塩は、同じ岩塩でもさらさらではなく結晶の塊の岩塩がいちばん深みのある味になる気がする、不思議。




読んでいる本にはっとさせられる一文がありました。


『すっとうまく書けたとき、作者がうまく書いたのではない。むしろ触覚そのものがうまく展開し、書き進んだものを、書き手がじゃますることなく、十全に制御下におけたということである。』


「書く―言葉・文字・書」石川九楊著 より



2010年6月18日金曜日

威風堂々

どうですか、いい看板でしょう。近所にあるお店の看板でずーと気になっていたんですが
やっと写真に収めることができました。
「寅壱」はガテン系の人たち御用達のブランドでそれを店の屋号にしたのかどーかは分かりませんが、コギレイになって行く最近の看板を逆行するかのような骨太さに参りました。

西村一夫展

先週の土曜日、札幌時代にお世話になった西村先生の個展にMちゃんと行ってきた。絵を観ながら先生と三人でおおいに話が盛り上がり、Mちゃんが書をしていることがわかると話題は書の話になった。無礼講というか自由に意見を言ってもいい雰囲気になるのは西村先生の人柄なんだろうけど、とても楽しく話しができて濃い時間だった。今回の展示は札幌では壁一面に展示したというキャンバスのロールに描かれた座る人たちと、彼らの内面のこころもちを描いたという抽象画「内なる風景」で構成されていた。明るい色彩が主調となって描かれている内なる風景シリーズはおもしろくて、絵を眺めていると観ている側の気持ちが次第にその色彩に影響され、観ている間に自分のこころもちがすこしづつ変化しているような気分になるのだ。最初は自分が絵を観て、これはいいなとか、ちょっと気分じゃないなとか思っているのに、いつのまにか逆転して絵に自分の心が左右されてくる。すごく面白い体験だった。


その後土曜日の銀座なんてどこも人だらけなので、三越のデパ地下でいちごジュースを買って歩行者天国のベンチに陣取って、マンウォッチングをしつつひとしきり喋ってからMちゃんの家へ。Mちゃんママの美味しいお菓子とお茶をご馳走になりながら旅行記録の山をひとしきり見せてもらい、再び書に話が戻って日比野五鳳の作品集も見せてもらった。かっこいいなーと思って見ていたけど、いまこれを書きながら調べたら昭和の三筆のひとりだと分かった!! うわ!何も知らないで(説明はしてもらってるはずだけど聞いてない。ごめんなさい。)20代はじめに岐阜の記念美術館まで行ってたんだ! うわぁ〜〜〜。...いいもの見ていたなあ私。しみじみ。


しかしインパクトあったのは、練習中の書を見せてもらったこと。五センチくらいの厚さはあったけど腰の高さまで書くことが今の目標と訊いて、がーんとなった。ものすごくいい意味のがーーーんである。なんだか清々しい気持ちになった。


この日はとても大切なことを沢山話して、沢山ミラクルが起きたような気がするのに、すべて細胞に吸収されてしまったような感じで実はきちんと思い出せない。でも何かが良い方向へ、ぐいっと動いたような気がする。これを忘れないようにしっかり生きていかなくてはと心に刻んだ。



2010年6月15日火曜日

「原字ものがたり」座談会

6月12日フォントの原字を展示するという、今まであまり例のなかった
「原字ものがたり」展の座談会に行って来ました。
何日か過ぎて記憶にのこった若者の声を2つ。

その1、隣りで、字游工房「ひらぎの明朝体」の原字を見ていた20代前半くらいの二人組
突然気がついたようで「おい、これ墨で書いてあるぞ!」
「ほんとうだ、レタリングしてある」。墨入れとか、版下(はんした)など
経験したことのない世代にはどんなふうに映ったのか
文字は人の手で一文字一文字作って行きます。

その2、座談会の質問で、「写○の○○丸ゴシック体を使いたいのですが.....」という問いに、「どうして?」と聞かれ、「かなのラインがガタガタで揃わないところがかわいい」ので。
これが日本の「かわいい」という文化か!すこし外国人になった気分。

もちろん、当日会場は満員でした。

2010年6月14日月曜日

ジョゼフ・コーネル × 高橋睦郎 箱宇宙を讃えて


「ジョゼフ・コーネル × 高橋睦郎」を観るために、数年ぶりに訪れた川村記念美術館は増築されたらしく、マーク・ロスコやカルダーの部屋ができていて常設も以前より面白かった。カルダーのモビールは大きくて初めて観た時はびっくりしたものだけど、何度観てもとってもいい。あんなものが置ける家に住めたらいいだろうな。


コーネルの箱の展示は暗い星空の部屋になっていて、それだけで独特な雰囲気、ひっそりと秘密を覗きみているようでわくわくする。私はジョゼフ・コーネルを知らなかったけれど、自分がいいなあと思ったものを作る人の中にコーネルを好きな人ってかなりいるような気がした。知らないうちに間接的に影響受けてきたのかもなどと考えながらゆっくりと観た。


展示もいいけれどフランス綴じの図録がこれまたうっとりする手触りと印刷でたまらない!  持ち帰ってもいっぺんに開いてしまうのは勿体ないので数ページだけ開き、残りのページはまだ秘密をかかえたままにして本棚に戻しました。ひっそりとページを切り開く楽しみをまた味わえるように。


同じ市内なので迎えに来てくれる父の車が到着するまで、庭を眺めていようと外へ出ると、さっきまで池にいたあひるたちが歩道近くまで上がって来ていたので、近づいて手を伸ばすとぱっくりと噛み付かれました。ちょうど親子連れが写真を撮ろうとしていたところに私は割り込んでしまったようで、ほらほら、手を出したらかまれるよ〜〜、とダメなほうの格好の見本に。いい大人なのに。それにしてもあひるの口には歯がないので怪我はしないけど、とっても大きな口でびっくりした!






そして両親と近くのイタリアンでランチの後、ちょっと歴博に寄っていい? と頼んで道を曲がったところで急に父がエンジンが変だ! と言い出し、あれ、そうかもね? と言いながら道の脇に寄せて停車したっきり、エンジンは動かなくなり。

あちこちに父が電話で連絡をしている間、私もそれなりに手伝いなどをして一段落したころ、ちょっと歩いてくると散歩に出た母。戻ってくると嬉しそうに野草の花束を抱えているので、暢気ねぇ!と云う私に、『だってわたし車のこと何も分からないし、わたしには関係ないし。ほらこれ、きれいでしょう!?』とのこと。ううむ、このひと事っぷり、さすが我が母。キャストが違えばわたしがこの役だな。と思ったことでした......。この後佐倉駅までとことこと歩き、とんだ珍道中になった一日。



ドクダミの花もいいにおいでしょ〜〜と摘んでいました。そうかなぁ。

2010年6月10日木曜日

父の日のアレンジ 3


父の日のカードアレンジ、第三弾ができました。
今回はつりさげるタイプで
そのまま飾っておけるかたちです。

お父さんのカッコいい姿を切り抜いて貼ってみると
喜んでもらえるかもしれないですね。

表紙のポストカードがヨコ向きでも作れますので
どうぞお試しください!





2010年6月7日月曜日

Monica Dengo Workshop / Italic Hands

6/1〜3の三日間イタリアのカリグラファー、Monicaのワークショップに参加してきました。
図書館で集めたという、16〜17世紀のたくさんの書簡の中から好きなものを選び、書いていきます。書くたびにどんどん変化していくので、最終的には、同じ書簡を選んでいてもまったく違う字になっているのでとても面白い。その人のリズムが出てくるようです。

とはいっても、Monicaから見るとまだまだコントロールされているようで、もっともっと自由に、無意識に書けるようにならないといけないらしい。(もっと違う表現でしたが、私の解釈で書いています。)


WS最終日に今まで書いたシートを全員で並べて見て回りました。ぽやぽやんな私の文字の写真ですみません..... 



ちなみに手前の下敷きになってるシートを猫が齧りました! 大きいのでくるくるまるめて持ち帰ったのですが、その紙筒の上から噛んでいて、ご丁寧に等間隔でがぶがぶがぶ、と5回噛んでから、端っこを齧りとってありました。広げると全体に点々がありました〜(笑)

2010年6月4日金曜日

ザ デイ オブ ライフ

陽射しは強いが風があって心地よい。この場所に越して来て良かったと
思う今日の天気。相方は出かけて、モモとジジと私の男子三人で留守番。
二人は風通しの良い涼しい場所を選びすぐ眠りの体制に入る。
昼頃、目が覚めたと思ったら、めし、めし、と騒ぎ昼食。
終わればすぐに昼寝。それを見ながら私もうたた寝、
起きてもぼーっとしてもう夕方。
居心地が良すぎて仕事にならないのも困ったものだ。

2010年6月1日火曜日

無題

「スケッチの方がかわいい....。」相方のセリフ。

自分でも違和感を持っていたので素直に納得する。今制作中の

書体、たしかに紙に描いた感じと微妙にどころか全く雰囲気が違う。

あまり意識しないで書いたスケッチ、それをデータにする時の時差と

良くしようと言う欲。もちろん良くしなければいけないでも初めの

雰囲気を壊すのは避けたい。文字書きには修行僧のような、

無の境地のような強い精神が必要ダ。

ウ〜ム、マンダム。


地下鉄の通路にあるマガジンラックに入っていた

「東京時間旅行荷風」が私に手招きをしている。

手に取って広げてみると上「くもやじ」と下「クワドラ」

がタイトルとして使われていた。